÷0  ジャンル雑多な読書感想文
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失われた時を求めて12
失われた時を求めて12
見出される時Ⅰ
マルセル・プルースト 集英社


 ついに最終巻一歩手前。長かったこの小説にもいよいよ終わりが近づいて参りました。プルーストの文学論も本題に入ってきた13巻。
 あらすじ。語り手はゴングール兄弟の書いた文章を読んで、文学の意味について疑いを持つようになる。第一次世界大戦がはじまり、療養中の語り手は一時パリへと戻る。そこで見たものは、年を取ってもソドムの世界を彷徨い続けるシュルリャス男爵の姿だった。大戦後に社交界へと戻ると、その世界は大幅に変わっていた。かつての花形だったゲルマント公爵夫人は凋落し、今ではベルデュラン夫人とボンタン夫人が君臨している。ゲルマント大公夫人のマチネーへと出かけた語り手は、そこでつまずいた敷石によって無意志的記憶に出会い、文学への希望を取り戻す。
 書くのが面倒になってきたので面白かったところを箇条書き
・SMに走るシュルリャス男爵(彼には助演男優賞をあげたい)
・うっかり勲章を忘れるサン=ルー(ご愁傷様でした)
・甲斐甲斐しいモレル
・つまずいた敷石とナプキンの堅さ
・ようやく書きはじめる気になってきた語り手
自分用のまとめ
現実にある現在と、無意志的記憶によってよみがえる過去というフィクション。その二つが合わさることにより、人間は物理的に流れる時を越えることができる。そしてそれを書くことによって留め、理性によるものではなく印象から得られる深いところからの目的を掴もうとするのが文学の役割である。
* 2006/04/19(水) # [ 読書感想文 ] トラックバック:0 コメント:0

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