÷0  ジャンル雑多な読書感想文
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失われた時を求めて10
失われた時を求めて10
囚われの女Ⅱ
マルセル・プルースト 集英社

 割と面白くすらすらと読めたのは良いけれど、書くことはあんまり無かったり。
 あらすじ。ヴェルデュラン家に赴いた語り手は、改めて見出されたヴァントゥイユの七重奏を聞いて感動する。それは、ゴモラの女である彼の娘とその親友が解読したものだった。一方、シュルリャス男爵は貴族気質が災いして、モレルは離反し、ヴェルデュラン家から追い出される。語り手は相変わらずアルベルチーヌへの嫉妬にさいなまれ、諍いが絶えない。そんなある日、アルベルチーヌが家からいなくなる。
 語り手のおそらく下手であろう、嘘のつきっぷりが読んでいておかしい。
 あんまりにもネタがないので、penguin classicの"the prisoner/the fugitive"の装丁がいいなとか言ってみる。

以下、ネタバレ
これから「失われた時を求めて」を読む予定がある方は、ご注意を


この辺りから、前の方に書いてあった何気ない事実達が意外な側面を見せ始め、登場人物達の側面を照らし出していくのは、読んでいてスリリングで楽しい。人の性格は次々と変わっていき、前に見た者とは正反対のことをすることがしばしばあるために、私たちの目ではそれを固定して捉えることは出来ない、といったところ。

オデットだけではなく、シュルリャス男爵にも裏切られていたスワン。
オデットに財産をむしり取られてしまったクレシー氏。
鉄砲沙汰にまでなっていたスワンとオデットの愛憎溢れる結婚生活。
アルベルチーヌがヴァントゥイユ嬢の名前を語り手に出したわけ。
ヴェルデュラン夫妻がいつもいじめていたサニエットに見せる慈善家的一面。

* 2006/03/03(金) # [ 読書感想文 ] トラックバック:0 コメント:0

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