÷0  ジャンル雑多な読書感想文
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失われた時を求めて7
「失われた時を求めて7」
ソドムとゴモラⅠ
マルセル・プルースト 集英社


 いよいよ後半に入ってきました。広がるソドムとゴモラの世界の描写にのったりしつつ、のんびり読み進める予定。
 あらすじ。語り手は、ゲルマント侯爵夫人の家の前で、シュリュリャス男爵とデュピャンがソドムの世界の住人であることを知る。ゲルマント大公夫人の夜会に参加した後、語り手は母親と共にバルベックへと向かう。母親は、死んだ祖母へとだんだん似てくる。そこで、語り手は靴に触れた途端、亡くなった祖母のことをありありと思い出す。語り手はアルベルチーヌに心惹かれるが、ダンスホールでのアンドレとの踊りを見てこぼしたコタール医師の一言が、語り手にアルベルチーヌがゴモラの女ではないかとの疑惑を抱かせる。
 最初のクマバチとラン(だったと思う)をつかっての、ソドムの世界のたとえ話は何となく可笑しくて笑えてしまった。巻を進めるごとに、複線がどんどんと入り組んでいくので、これからが楽しみ。
 バルベックのホテルでの、心の間歇と題される章で、語り手が無意識的記憶から祖母のことを切実に思いだすシーンが印象的だった。近くに書いてある不思議な夢も意味深。(注によると、家族への罪悪感とのこと)
 エレベーターボーイのリフトが、当地では有名なカンブルメール侯爵夫人を「カマンベール侯爵夫人」と読んで疑わないところが一押し。名前に対しての思い入れの違いが伺える。
* 2006/01/18(水) # [ 読書感想文 ] トラックバック:0 コメント:0

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