÷0  ジャンル雑多な読書感想文
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失われた時を求めて4
失われた時を求めて4

第二篇 花咲く乙女たちのかげに2
第二部 土地の名 土地
マルセル・プルースト 集英社

 ようやく色男のサン=ルーや妖しい魅力のシュルリャス男爵などゲルマント家の面々や、メインヒロインである(?)アルベルティーヌが顔を出し始めてきたところで、一巻あたりのボリュームもアップ。お得間満載の第4巻になって、物語もいよいよ新たな展開を見せる。
 あらすじ。祖母と一緒に張る別宮へと旅行に向かった語り手は、そこで祖母の幼なじみであったヴィルパルジ夫人(実は由緒正しきゲルマント家の出)と出会う。その連なりで、ヴィルパルジ夫人の親戚であるサン=ルーと親友になり、彼の叔父であるシュルリャス男爵とも出会う。ユダヤ人である友人のブロックの家へ、サン=ルーと共に遊びに行ったりする一方で、語り手は堤防を通っていく「花咲く乙女達」へと思いをはせる。画家のエルスチールと親交を得たことで、彼女たちと知り合った語り手は、様々な少女に目移りしながら、アルベルチーヌと親しくなっていく。そして、夏の終わりと共に彼女たちはバルベックを離れ、語り手は部屋に籠もりながら彼女たちを見ていたことを思い出す。
 気になったところ。エルスチールの画廊にあった男装した過去のオデットのスケッチ。また、エルスチールの絵と語り手の芸術理論。習慣によるホテルの部屋の違和感の消滅。底に流れるユダヤ人問題。近づいてくるゲルマント家の方。
 怠け癖の付いた語り手が小説を書き出すまでは、まだまだ時間がかかりそうです。
* 2005/11/18(金) # [ 読書感想文 ] トラックバック:0 コメント:0

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